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『腰痛』(原因編)

腰痛の原因って?

ほとんどの人が人生で一度は経験する『腰痛』。

一度痛めてしまうと癖になったり、なかなか治らないということも多いです。

そして痛みがあるうちは様々な動作に影響がでて、日常生活に支障がでますよね。

この腰痛というのは何が原因で引き起こされるのでしょうか?

様々な原因がありますが、今回は多くの方に共通するであろう原因を書いていきます。

原因①座りすぎ

一見、腰に負担が少なそうな座位ですが、実は立位よりも負担が大きいのです。

腰への負担が大きいことの他にも、股関節が曲がった状態が長く続くことも腰痛の原因になります。

股関節を長時間曲げておく生活が長年続くと、股関節の前側の筋肉が硬くなり、腰椎が反りやすくなってしまいます。

腰が反りやすくなると、椎間板や関節への負担が大きくなるので腰痛が引き起こされます。

(下半身の血流も悪くなるのでそれも腰痛の原因になります)

現代はデスクワークなどが増え、座っていることが多くなりましたよね。

そのような社会的背景もあり、昔よりも腰痛は増えてきています。

原因②腰の曲げすぎ

もう少し具体的に言うと、【腰椎を曲げて(屈曲して)の動作が多い】ということです。

例えば床に落ちているものを拾うときは、大体腰を曲げて拾いますよね?

わざわざ腰を落として、そんきょの姿勢で拾う人はなかなかいないでしょう。

洗面所で顔を洗う時も腰を曲げて顔を洗いますよね。

股関節を曲げて骨盤を前傾させて(腰をそっておしりを突き出すイメージ)顔を洗う人はほぼいないでしょう。

このように、日常の様々な動作で腰を曲げることが多いと腰椎に負担がかかり、周辺の筋肉も硬くしてしまうので腰痛になりやすいのです。

原因③運動不足

運動不足は体に悪いことは何となくご存じでしょう。

運動不足は、内科系や美容系にも悪影響を及ぼしますが、整形外科系にも非常に悪影響です。むしろ一番直結する分野ではないでしょうか。

ではなぜ運動不足が腰痛につながるのか。

それは、【腸腰筋が弱くなるから】です。

腸腰筋はお腹の部分にある筋肉で、腰から始まりお腹の前側を通って脚の骨にくっつきます。

この筋肉が弱くなると骨盤が後ろに傾きやすくなり、それに伴って腰が丸まりやすくなります。

その結果、腰の筋肉や椎間板、関節への負担が大きくなり腰痛を引き起こすということです。

まとめ

腰痛の原因は至る所にあります。

その原因を全てなくすことはほぼ不可能です。

重要なのは、自身の日常生活の中で何が一番腰痛の原因となっているかを見つけ出し、その原因をなくすことです。

次回は腰痛知らずになれる予防方法を書いていきたいと思います。

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